Ueyama Akihiro
上山明博
ノンフィクション作家・上山明博のホームページ
Book /著書【より詳しくは amazonまで】
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牧野富太郎 ─ 花と恋して九〇年 (単行本)
すべてを植物にささげた男の実像
[内容「BOOK」データベースより]
高知の裕福な家に生まれながら両親を早くに亡くした少年は小学校を中退し、植物に魅せられていった。本草学から植物学へという時代の変化のなか、すべてをなげうち、植物へのはてしない情熱で、日本における植物学の発展に多大な貢献をすることになる。生活における困難、権威との確執、陰謀論の真相、もうひとりの天才との関係……。さまざまな史料から、偉大な植物学者の足跡をあきらかにする。
[書誌情報]単行本: 261ページ
出版社: 青土社
ISBN978-4-7917-7539-2
発売日: 2023/3/14
パッケージの寸法: 13 x 19 x 2 cm
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北里柴三郎 ─ 感染症と闘いつづけた男 (単行本)
終わりなき感染症と人類の歴史、その1ページをひもとく
[内容「BOOK」データベースより]
19世紀末、香港を致死性の感染症が襲った。その最前線にたち、ペスト菌を発見した細菌学者が北里柴三郎であった――。ひたすら学問にうちこんだ留学時代、権威にあらがい思念をつらぬきとおした日本での研究生活、その後の日本の医療に多大な功績をのこす人物を育て上げた教育者としての側面。人の生命をおびやかすのはもちろん、差別や偏見といった人の内面までもむしばむ感染症とわたしたちはどのように対峙すればいいのか。厖大な資料を詳細に調査し「感染症学の巨星」の足跡と実像をあきらかにするとともに、いまの時代にも通じるその思想までも抽出せんとした評伝ノンフィクションの決定版。
[書誌情報]
単行本: 384ページ
出版社: 青土社
ISBN978-4-7917-7412-8
発売日: 2021/9/15
パッケージの寸法: 13 x 19 x 3.5 cm
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地震学をつくった男・大森房吉 ─ 幻の地震予知と関東大震災の真実 (単行本)
ノーベル物理学賞候補に選ばれた天才科学者は、なぜ歴史から抹消されたのか
[内容「BOOK」データベースより]
世界初の高感度地震計、震源地までの距離を測定する公式、そしてノーベル賞候補。
近代地震学の発展のためにすべてをささげた偉大な科学者の名を、いま知るものはほとんどいない。
1923年9月1日に何が起きたのか……。
そして、彼の地震予知の大望はどのような結末をむかえたのか……。
圧倒的な資料調査によって、日本科学史の闇に消えたひとりの男の足跡をあきらかにする。
[書誌情報]
単行本: 272ページ
出版社: 青土社
ISBN-10: 4791770811
ISBN-13: 978-4791770816
発売日: 2018/6/23
パッケージの寸法: 13 x 19 x 2 cm
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関東大震災を予知した二人の男 ─ 大森房吉と今村明恒 (単行本)
1923年9月1日、そのとき地震学者は ──
関東大地震を「予知できなかった男」と記憶された東京帝国大学地震学教室教授・大森房吉、「予知した男」と記録された同助教授・今村明恒。
権威の責任とは、研究者の正義とは何か。
ノーベル賞間違いなしと謳われた地震学の父、大森の信念に初めて光を当てる感動長編。
吉村昭『関東大震災』から40年、 関東大地震から90年目の真実!
[書誌情報]
単行本: 263ページ
出版社: 産経新聞出版
ISBN-10: 4819112244
ISBN-13: 978-4819112246
発売日: 2013/8/16
パッケージの寸法: 13 x 19 x 2.5 cm
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ニッポン天才伝 ─ 知られざる発明・発見の父たち (朝日選書)
日本人には独創性がないとよく言われるが、日本発の世界的な研究・発明は、じつは枚挙に暇がない。ライト兄弟に先駆けて人類初の動力飛行を成功させた「飛行機の父」、日露戦争の勝利に寄与した「蓄電池の父」、ペースメーカーや胃カメラの発明者たちに「数学の神様」「日本のエジソン」「ミスター・トルネード」……。16人の科学者の偉大な業績と歩みを、信頼できる資料をもとに読みやすく紹介する。
[内容「BOOK」データベースより]
「日本人はオリジナリティーに乏しい」という言葉をよく耳にする。果たして本当なのだろうか?明治以降の科学技術の歴史をひもといてみると、日本人による発明・発見が、生活のいたるところに活かされ、現代社会を支える技術として受け継がれていることがわかる。日本人にオリジナリティーがないのではなく、日本人による多くの画期的な成果を正当に評価せず、歴史に埋もれさせてきたのもまた、日本人だったのではないか。「飛行機の父」「日本のエジソン」「東洋のマルコーニ」「ミスター・トルネード」「胃カメラの父」…。世界に誇れる16人の業績とその歩みを、信頼できる資料をもとに紹介する。
[書誌情報]
単行本: 288ページ
出版社: 朝日新聞社
ISBN-10: 4022599294
ISBN-13: 978-4022599292
発売日: 2007/9/7
パッケージの寸法: 18.6 x 12.6 x 1.6 cm
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技術者という生き方 ─ 発見!しごと偉人伝 (単行本)
「こうなりたい」という目標をさがして、
自分の仕事を決めるきっかけにしよう!
[内容「BOOK」データベースより]
天才、努力の人etc.技術・発明に情熱を燃やした6人の偉人たち。彼らは10代のころ、何を夢見たのか?青春時代のエピソードを中心に、志望のきっかけ、夢見たこと、乗りこえた壁などを取り上げ、職業人の資質やライフコースをさぐる。中高生から大人まで、憧れから自分の未来をさがす偉人伝。
糸川英夫/本田宗一郎/屋井先蔵/安藤博/内藤多仲/田中耕一
[書誌情報]
単行本: 162ページ
出版社: ぺりかん社
ISBN-10: 483151313X
ISBN-13: 978-4831513137
発売日: 2012/03
パッケージの寸法: 18.8 x 13.2 x 1.8 cm
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「うま味」を発見した男 ─ 小説・池田菊苗 (単行本)
「味の素」誕生の陰には、夏目漱石との友情があった!
第五の味覚「うま味」を世界で初めて発見し、「味の素」が生まれるきっかけをつくった化学者の波乱万丈の生涯を描く、感動の評伝小説。
[内容「BOOK」データベースより]
旧薩摩藩士の家に生まれた池田菊苗は、化学の道を志し、ロンドンへと留学する。そこで若き日の夏目漱石と出会い、刺激し合うことによって、二人はお互いの進むべき道を強く踏み出していく。日本人の栄養状態を改善し、食事を豊かにしたいという願いに挑み続けた菊苗は、ついに甘・辛・酸・苦とは別の、「うま味」という味覚が存在することを発見。妻とともに幾多の苦難を乗り越えて、その結晶化に成功するのだが…。「味の素」が生まれるきっかけをつくった化学者の波瀾万丈の生涯を描く、感動の評伝小説。
[書誌情報]
単行本: 341ページ
出版社: PHP研究所
ISBN-10: 4569795994
ISBN-13: 978-4569795997
発売日: 2011/6/2
パッケージの寸法: 19.2 x 13.6 x 3 cm
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白いツツジ「乾電池王」屋井先蔵の生涯 (単行本)
乾電池は日本人の発明です!世界に先駆けて乾電池を発明した屋井先蔵(やい・さきぞう)は1863年、長岡に生まれる。先蔵の足跡は、これまで地元でもあまり知られていなかった。天体のように動力がなくても動く機械。ひとりの青年が思い描いたのは永久機関の発明だった――。試行錯誤を繰り返し完成した乾電池。乾電池は日清戦争で用いられ、それまでの液体電池、湿電池を超える性能は当時の記事に「厳冬の戦地で大活躍! 世界一の“屋井乾電池”極寒の地でも氷結せず」と見出しを飾り、高く評価された。先蔵が、上京時に、三国峠を越え、残雪の残る山肌を振り返ったとき、それが白いツツジのように見えたという。故郷のことを忘れることのないよう、都内の自宅に白いツツジを植え生涯愛したという。先人未踏の道を情熱で拓き、幾多の困難を夢みる力で乗り越え、発明で国の誉れとなることを希求した市井の大発明家。その波乱の生涯を描いた感動作。
[内容「BOOK」データベースより]
乾電池を発明した市井の大発明家。ものづくりへのあくなき情熱が感動を呼ぶ傑作伝記小説。
[書誌情報]
単行本: 310ページ
出版社: PHP研究所
ISBN-10: 4569706851
ISBN-13: 978-4569706856
発売日: 2009/4/21
パッケージの寸法: 19.4 x 13.8 x 3 cm
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発明立国ニッポンの肖像 (文春新書)
開発者は何を苦心し、どう発想したのか
「メイドインジャパン」の150年
(年表「発明の日本史」付)
[内容「BOOK」データベースより]
知的財産の重要性が問われる現代、日本は世界をリードする技術開発力を有する。この高い開発力こそが日本近代の礎を築いてきた。「胃腸薬」や「電卓」「電子レンジ」などの日常生活に不可欠な製品から、「東京タワー」「新幹線」といった国家的事業まで、いずれも「メイド・イン・ジャパン」の技術なくしては誕生しえなかったものばかり。本書は、進取の精神に満ち溢れた開発者たちの、成功とそこに至るまでの挫折の秘話を明かすドキュメントである。
[書誌情報]
出版社: 文藝春秋
ISBN-10: 4166603744
ISBN-13: 978-4166603749
発売日: 2004/4/21
商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.8 x 1 cm
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プロパテント・ウォーズ―国際特許戦争の舞台裏 (文春新書)
西暦2000年、世界は本格的な「プロパテント時代」に突入した!アメリカが80年代の莫大な貿易赤字から脱出できたのは、まさにこの「プロパテント(特許重視)政策」による。対する日本は、日米企業間の特許訴訟にことごとく敗れ、何百億円という巨額の和解金を支払い、撤退を余儀なくされている―。本書は特許の基本的知識から国際戦争の凄絶な舞台裏まで、二十一世紀経済戦略の新しい局面をわかりやすく解説したものである。
「米国が仕掛ける特許戦争の行方」
プロパテントとは「特許重視」の意味。米国がレーガン政権下、プロパテント政策を打ち出したのを機に、世界ではまさに特許戦争と呼ぶべき係争が頻発している。本書は米国のプロパテント政策の狙いは何だったのか、どのように実行したのか、世界をいかに巻き込んでいったのかという特許戦争の舞台裏を描きながら、特許制度の光と影を浮き彫りにする。
コーニング社と住友電気工業の間で争われ、住友電工の全面敗訴に終わった光ファイバー特許侵害訴訟では、従来の特許侵害の概念からかけ離れた法解釈が持ち出された。もともとは新しい発明に対してのみ与えられていた特許権が、化学物質そのものやコンピューターソフト、さらにはヒトの遺伝子情報にまで対象を広げてきた。こうした事実から、産業競争力再生の切り札として特許を使った米国のしたたかな国家戦略が明らかになっていく。
イタリアルネサンス時代にまでさかのぼって特許制度の歴史も紹介。「ガリレオが書いた特許取得の懇願文は近代特許法の思想的バックボーンとなった」「エジソンは実は白熱球を発明していない」など、興味深いエピソードも数多く盛り込まれている。(日経ビジネス2000/6/19号 Copyright©日経BP社.All rights reserved.)
[書誌情報]
新書: 214ページ
出版社: 文藝春秋
ISBN-10: 4166601032
ISBN-13: 978-4166601035
発売日: 2000/05
商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.8 x 1.2 cm